統合型健康診断管理システム
サリューテ2 のご紹介
サリューテ2は、定期健康診断や人間ドックなどの健康診断結果を元に、健康リスクを評価し、
適切な指導を行うために必要な情報を統合的に集約するシステムです。
社員の健康にかかわる
健康保険組合、事業会社人事部、産業医 ・保健師の医療職 が、DXによりネットで
チームとなって コラボヘルスを実現し
「社員の健康不安を共有し、皆で見守り、対策を考える」
というサポート体制を 実現できます。
健康診断による個人の健康データは経年で記録され、推移などが 一目でわかる表示を採用しています。
加えて、同じ画面に
通院・処方のレセプトや
保健指導記録などを外部データソースを統合することで、対象者について多面的・立体的に対象をとらえることができます。
また、産業医に向けた簡易カルテのような機能もあり
、健診結果の産業医判定や、
日々の相談や対応、健康指導などの記録も一緒に記録することができます。
厚生労働省のデータヘルス計画で求められる実施内容について、基本となるデータ処理などが実装できます。
貴健保の計画に沿った、 特保の対象者抽出だけではなく、指導会社と決めたやや複雑な選定条件(重症化予防、肝機能予防など)などの
対象者を抽出がカスタマイズが可能です。
また、外部保健指導 会社への委託においても、面倒な連携資料の作成が 簡単な操作で作成できるなどの機能もあります。
システム は、マイクロソフト社が運営する日本国内にあるAzureクラウドサイト上に配置し、公的機関も利用している暗号化VPN(仮想ネットワーク)を経由して利用
します。
基本となるアプリケーション は、Apple の子会社であるクラリス社のファイルメーカー プロ(FileMakerPro)を採用しています。
あえてWebアプリやJava ではなく、専用アプリケーションを採用することで、コストをかけても高いセキュリティを組み込んでいます。
|
サリューテ 2が扱うデータ
●データソースとして取り込んで利用するもの (※は必須)
・定期健康診断結果※ ・人間ドック結果(がん・ 婦人科)※ ・特殊検診結果(深夜勤、溶媒など)
・レセプト抄録 とイメージ(医科、DPC、処方) ・健保 組合員の個人データ(家族を含む)※
・会社人事データ (所属、携帯番号など ・高額医療費支出リスト ・傷病手当金給付者リスト
・保健指導会社からの月次報告 ・ストレスチェック 、勤務時間 などの抄録
●記録や内部で 格納・生成する書面・帳票、ファイル出力
・受診勧奨通知(書面、メール) ・電話や面談の記録 ・産業医就労判定記録
・労基署 提出用 健診結果データ ・産業医意見書 ・個人向け健康診断書
・就業制限の通知や記録 ・健診結果を含めた保健指導会社への委託データ など
|
サリューテ2の基本動作
ステップ1:
判定・抽出 (複数の判定項目から対処が必要な社員を抽出)
健康診断結果をシステムに登録し 、事前に決めておいた 数値 条件を使って自動判定を行います。そこから 重症度などを数段階のレベルに仕分けます。 さらに、 所見や既往症などについても、特定のキーワード を含む場合は、
ハイリスク 対象として 別途に カウントします。
例えば、 所見や既往に「心房 」や「隆起」など病名の一部 があれば、ハイリスクと します。
これらの独自の判定式の他にも、厚労省の特定保健指導 階層化なども判定を行い、
システムでは、これらを組み合わせて、最終的な判定結果を作成します。
健診結果を判定ロジックで、健康不安のある社員を抽出
ステップ2:
ステップ1の結果を受け、重症から軽微までの対象者について、それぞれ次のアクションへの振り分けを行います。
重症レベルやハイリスク対象 であれば、 産業医の面談や就業制限対象として割り振り、 受診勧奨の通知を印刷・送付し ます。
腎臓病や糖尿病の慢性病の疑いがあれば、重症化予防の保健指導へ割り振ります。
もちろん、国指定の 特定保健指導についても指針に沿った判定方法で、振り分けをします。
外部の保健指導会社へ 委託をする場合は 、必要となる委託情報を束ねて提供する機能もあります。

情報が集約されるメイン画面(各種データが一覧できる)
ステップ3:
産業医の指導・面談 、保健指導会社フォロー記録など受診勧奨となるような場合は、医療職が面談や電話連絡などの記録を
時系列で 記録していく機能があります。
医療職のみが利用できる簡易カルテの「面談DB」では 、フィジカルやメンタルに関する記録も同じシステムに記載できます。
その 内容に関しては、 医 療職、 健保、人事、の それぞれの立場に合わせた情報公開制限機能なども実装しています。
他にも、外部の保健指導会社からの報告も参照でき、毎月の進捗がわかります。
レセプトと組み合わせたことで、正確な通院状況なども把握することができ ます。
これらについては、実施されている医療職のフォロー業務や保健指導業務にあわせて、カスタマイズを行い、実装していきます。

タイムラインを複数担当で共有して、連絡対応
|
サリューテ2の導入、その他
組合員の管理や保険証の発行、特定健診データのマイナ対応などは、サリューテ2には実装されていません。
これらの業務は、現在お使いの基幹システムをご利用ください。
システムの導入時には、できるだけ貴社、貴健保の運用にこのサリューテ2の機能を組み込んで
いただくような、カスタマイズを行います。導入支援、導入後サポートもご対応いたします。
規模や仕様にもよりますが、開発期間は、最短3~4か月で運用に入れます。
チームとして健保組合、会社人事、産業医などの医療職など、コラボレーションで無駄なく活躍でき、
より良いサポートが可能になります。
社員やその家族に対し、情報発信や最適な指導、無理や無駄のない事業運営ができ、
社員の皆様とのより良好な関係性も構築できます。
優れた健康経営にのために、 サリューテ2は組織の健康をお手伝いいたします。
ぜひ、ご検討下さい。
株式会社 進化計画 サリューテ2担当 長島 (nagashima@evpln.com)
|
|